もも子のプロフィールと理念
はじめまして!ももこと申します。
私は現在、フリーランスWebデザイナーとして活動しています。
フリーランス歴は6年。
Webデザインにたずさわって16年。
駆け出しのころは仕事が全く取れない「案件迷子」でした。
ですが現在では、継続案件にて20~30万/月を安定して稼げるようになりました。
ここ数年は案件獲得のための営業は行っていませんが
ありがたいことに途切れることなく仕事が入って来てくれています。
やんちゃな幼稚園生の子どもが一人いて、子育てと仕事の両立中。
そのため、新規案件には時間・体力と相談しながら対応させてもらっています。
案件はオフラインで獲得。
相手が見えない取り引きはどうも苦手で、
クラウドソーシングは利用したことがありません。
・相手の反応や温度感が分かりやすい
・相手と仲良くなりやすい(信頼関係)
・意思のやり取りがしやすい
このようなメリットにオフライン営業の魅力を感じています。
基本的に、案件は付き合いのあるお客様や、
紹介していただいたお客様からいただくスタイルです。
なので新規先に飛び込み営業したり、
アポを取ってプレゼンしたりすることはありません。
このようなスタイルで地元を中心に活動していますが
「仕事がない!」と困ることなく案件を得ています。
「運が良かったんでしょ。」
そう思われる方もいるかもしれません。
でも運がいいどころか、
駆け出しのころは営業しても全然案件が取れなくて
1ヶ月に一件も仕事がないときもあれば
”写真加工代1500円/月”だけだったこともあるんです。
そんな案件取れない迷子の状態から
どうやって案件を取れるようになったのか。
具体的に何をすれば仕事に困ることがなくなるのか。
その方法について、経験を元にブログでお伝えしていけたらと思っています。
このブログのコンセプトは
効率の良い案件の取り方を学んで
稼げるWebデザイナーとして自立する
というものです
案件に取り方なんてあるの?
そう思う方もいらっしゃると思います。
実は、デザインにスキルがあるように
案件の取り方にもスキルがあるんですよ。
そして、この「案件の取り方」には教科書がありません。
・こうすれば上手くいく
・これが正解
という型がないので
個人のやり方に大きく左右されます。
つまりどういうことかというと
・案件を取れる人は取れる
・取れない人は取れない
と極端に結果が分かれてしまうんですよね。
私は見事に「案件が取れない人」でした。
先程も触れましたが、
駆け出しのころは全く案件が取れなくて
一か月に1件も仕事がないこともありました。
「Webデザインだけで食ってくんだ!」
と仕事も辞めて臨んだので、
デザインの仕事がない=貯金は減っていくばかり。
なので、いつも心のどこかで
仕事がない不安に怯えていました。
リアルに貯金が底をつき、
Webデザイナーの道を投げ出したこともあります。
でも「案件には取り方がある」ことに気付いてからは
失敗を繰り返しながらスキルを磨いて
今では継続して仕事を得ることができるようになりました。
だからこそ、まったく案件が取れなかった私が
今こうしてある程度安定して
仕事を得られるようになったやり方を伝えることで
案件獲得に悩んでいる方のヒントになればと思い
ブログを書いています。
そして、案件の取り方を学ぶ上で
私のこれまでの過程を共有させてもらった方が理解が深まりますし
ブログも読みやすくなると思いますので
ここからは私の話をしていこうと思います。
どうぞサクッと読んでみてくださいね。
不純な動機でWebデザイナーを選びました
「就職したくなかったから」
これがWebデザイナーになろうと決めた最大の理由です。
幼いころから美術やデザインに興味があったから、とか
デザインスクールで開花したスキルを活かした仕事がしたいから、とか
そんな立派な理由があればいいんですが、残念。
・少年漫画は好きだったけど
・大学は教育系で、デザインツールの存在すら知らなかった
このようにWebデザインとまったく縁もなかったのに
就職したくなかったからという不純な動機でWebデザイナーを選びました。
ちなみになぜ就職したくなかったのかというと
①自分に合った就職先が分からなかったから
②集団生活での対人ストレスから逃げ出したかったから
今思い返すととんでもない理由ですね。
きれいに言ってマイペース。
現実的に言って無謀です。
でも、「対人ストレス」に関しては割と重症でした。
幼いころ何度も転校を経験したからか
(嫌われたらどうしよう)
(今の発言、嫌な感じに聞こえなかったかな)
常にこんなことを考えている
人の目が気になってたまらない性格だったので
小学生から高校卒業までの集団活動に
息苦しさを感じながら生活していました。
大学に入ると少し呼吸しやすくなりました。
個人で講義を選べるし、自由出席の講義が入ることで
集団行動の必要性が軽くなったからです。
(このまま対人ストレスから解放される日がくればいいのに・・・)
そんな当てのない夢を見ていましたが
大学3年。
「就活」にとどめを刺されました。
もちろん自分に合った就職先がないか探してみましたよ。
銀行、公務員、事務職・・・
でも、これだ!と感じるものがない。
どんな職に就きたいの?と聞かれたらはっきり答えられないんだけど
働きたいと思える会社がない、ということだけは分かる。
そんな感じでした。
そもそも就活するに当たって、
職場の雰囲気とか、働いている人の様子までは分からないじゃないですか。
当時の私にとって「職場の対人環境」は最重要事項だったので、
安全確認ができないまま新しい環境に飛び込む勇気がありませんでした。
でも周りのみんなは目標を持って就活に臨んでる
スーツも着こなしてキラキラ輝いてる
そんな焦りの中たどり着いた逃げ道が、こちら。
・マンガ描くのは好きだし
・卒論のために背伸びしてVAIO(PC)買ったし
・それにPC作業なら在宅ワークだし人に会わなくていいはずよね
(よし、誰にも会わずパソコンで稼げるようになるぞー!)
なんて短絡的な考えだったと思います。
周りからはもちろん止められました。
・「大卒」ブランドがもったいない!
・スキルもないのにいきなり個人でやってくなんて無理だよ!
でも
「大丈夫よ、きっと。」
という謎の自信に背中を押され
無知と無謀と手を繋いで社会人になりました。
実はこの時の私は
個人のWebデザイナーは自分で案件を取らないといけない、ということはおろか
「Webデザイン」というワードすら知りませんでした。
Webデザイナーって○○しないといけないの!?
いざ、仕事するぞ!と一歩踏み出して、初めにぶつかった壁は
「WEBデザイナーって営業しないといけないの!?」
でした。
就職活動をしないまま大学を卒業。
「Webデザイン」ワードも知り、
デザイン勉強のためにオークション出品したり
自分の趣味ホームページを作ってコードをいじったり
バイトしながら、独学で2年ほど勉強しました。
そして
「よっしゃ、いよいよ本格的にWebデザインの仕事するか!」
とPCに向かって、
ふと疑問。
(あれ・・・仕事って、誰がくれるの?)
信じられないかもしれませんが、
私は心のどこかで
「Webデザインができれば勝手に仕事が入ってくる」
と思ってたんです。
Webデザイナーを探している誰かが私を見つけて仕事をくれて
その仕事が終われば次の仕事が入ってくる。
そんな夢のような仕事スタイルを想像していました。
もちろん、現実は違います。
個人で活動する以上、
Webデザイナーは自分で仕事を取らないといけません。
ですが駆け出し時の私は
・人と話さなくていい
・在宅で仕事が出来る
という自分に都合の良いメリットに誘われて、
肝心の「案件獲得」について考えていなかったんですね。
自分で案件を取らないといけない
その現実に直面して
恐怖に背筋が震えました。
だって、人と話すのが苦手だからWebデザイナーになったのに・・・
もしかして
Webデザイナーって営業しないといけないの!?
ここからは、恐怖の案件取れない迷路の始まりです。
うまくいかな過ぎて、世界が灰色に見えた
「Webデザイナーになるためには営業するしかない」
どんなに人と話すのが怖くても
どんなに営業なんて無理だと嘆いても
Webデザイナーとしてやっていくには営業は必須。
別の方法がないかと抗いましたが何もひらめかず
しぶしぶ営業することにしました。
勇気を振り絞り、冷や汗をかきながら
面識のあった飲食店オーナー3人ほどに
「ホームページ作りませんか?」と声を掛けました。
当時は価格設定など全然分からなくて
1万円でどうですか?と提示しました。
すると1人のオーナーが「作ってみようかな」と快諾してくれました。
なんと、いきなり仕事もらえました!
もう嬉しくて嬉しくて。
絶対いいホームページ作ってやる!と有頂天です。
これからの人生、すべてうまくいくような気がしました。
ところが、製作も順調に進んでいると思っていたある日
「ごめん、やっぱりホームページ作るのやめとくわ」
と断りのメールが入りました。
ショックでした。
まるで頭を殴られたような衝撃でした。
・デザインが上手く出来ていなかったのかも
・打ち合わせの進行がたどたどしかったのかも
そんな私に頼りなさを感じたのかもしれません。
キャンセルの詳しい理由は分かりませんでしたが
「お前はダメなヤツだ」と否定された気がして
制作中のデザインを眺めながら涙が止まりませんでした。
でもいつまでも泣いてる時間はありません。
仕事しないと生活できないからです。
とりあえず案件をもらうために、家族や友達に
「Webデザインの仕事があったら声掛けてね」
と連絡しました。
でも、連絡した人の大半はサラリーマン。
Webデザインを必要とする機会なんてありません。
もちろん、仕事案件は一件も発生しませんでした。
こうなったら—-—
飛び込み営業やるしかないの?
初対面の人に積極的に話しかけるなんて
しかも営業しないといけないなんて
想像しただけでも憂鬱。
(でもさ、意外と簡単に仕事取れたりして・・・)
とんだ甘い勘違いでした。
スイーツショップなどに目を付けて
「チラシとか作りませんか?」と
恐る恐る営業してみました。
初日は3~4件ほどお店に飛び込みました。
でも、仕事案件は一件も取れませんでした。
その後も同様。
やみくもにお店に飛び込んで店員さんに声をかける。
私じゃ分かりません、とか
うちは大丈夫です、とか
よくある断り文句と苦笑いに見送られて店を出る。
このパターンを何度も繰り返しました。
それはもう惨めでしたよ。
周りの反対を押し切ってまでWebデザイナーを選んだのに
大丈夫、ちゃん稼いでいくから!と両親を説得して就活しなかったのに
現実はどうだろう。
収入がないどころか仕事が全く取れない。
飛び込み営業を断られ、歩いた帰り道。
空は雲一つない青空だったのに
自分の周りだけ、どんよりと曇った灰色の世界に見えました。
今思うと、この時「案件の取り方」を知っていれば
せめて存在だけでも知っていれば
人生変わってたんだろうなと思います。
ですが私は、誰が見てもヘタクソな営業を続けて
案件が取れない日々を続けました。
当然、貯金も無くなっていきました。
そして私は、Webデザインから逃げました。
うそ、案件取れたんですけど、なんで?
(Webデザイナーなんてくそくらえだわ!)
半ばヤケクソに逃げ出してすぐ、
生活していくためにバイトを始めました。
バイト先は小さな喫茶店。
休憩コーヒーを飲みに来るお客さんの多い店でした。
16時~22時までの6時間のバイト。
夕食時の18時~20時が忙しく、その他の時間は暇な店でした。
その店で働いて半年ほどたったある日
常連のお客さんと世間話している最中、
案件の話をもらったんです。
仕事くださいなんて言ってないのに
そもそも営業しているつもりなんてなかったのに
「Webデザインできるの?人手が足りないんだけど、手伝ってもらえない?」
と声を掛けられました。
正直、この人本気かな・・・と疑いました。
だって私は喫茶店のスタッフ。
Webデザイナーとして接していたわけじゃないのに。
でも念願だった案件を目の前にぶらさげられて 冷静に考える余裕はありません。
気付けば「やります!」と答えていました。
後日、案件ファイルがパソコンに届きました。
緊張しました。
案件の内容は簡単な写真加工とHP内の文章修正。
仕事はすぐに終わりました。
でも、本当にこれで満足してもらえるか、
誤りはないか何度も何度も見直しました。
(途中キャンセルだけは嫌だ・・・)
あの日の悪夢が頭をよぎったので
キャンセルだけはさせまいと
5日後に納品予定だったところを1日で納品しました。
結果、お客さんはとても喜んでくれて、
その後すぐに口座にお代が振り込まれました。
嬉しかった。
案件取れたことも
お金をもらって仕事できたことも
今までの苦い経験すら嬉しく思えて
その夜は枕に顔を突っ込み
「あーもう、うれしーーーー!」
と号泣しました。
この初案件ゲットの経験は
「案件の取り方」に気付く大きなきっかけになりました。
仕事がない不安が消えていった
バイト先で偶然に案件を取れたことをきっかけに
・どうして案件をもらえたんだろう
・何か原因があったはず
と考えました。
・Webデザインスキル
・コニュニケーション力
・バイト先での仕事態度
・・・
色んな角度から予想しました。
そして予想したことを試しました。
もちろん、試したほとんどは失敗しました。
でも失敗したことを改善して、また試す。
そしてある時、気付きました。
案件を取るためには、効率の良い方法があるということ。
そしてもう一つ。
フリーのWebデザイナーには
「Webデザインのスキル」と「案件を取るスキル」の
両方が必要なんだってこと。
それまでずっと
WebデザイナーはWebデザインだけを頑張ればいい
と信じていた私にとって
この事実は衝撃的でした。
ですが、案件が取れるようになると単純に嬉しくて
誰かに営業するのが楽しくなりました。
そして案件獲得スキルを強化した結果
継続的に案件を取れるようにもなり
仕事がない不安に悩むことがなくなりました。
Webデザイナーとしての人生が180度変わりました
私は「就職したくない」というワガママを貫いて
独学でWebデザインを学びましたが
仕事をする上で重要な案件の取り方が分からず
Webデザイナーの道から逃げ出しました。
でも、たまたまいただいた案件がきっかけになり
「Webデザイナーには案件獲得スキルも必要なんだ」
ということを知りました。
いくらデザインスキルだけを身に着けても
それだけじゃダメだったんです。
案件を獲得できて初めて仕事ができるし
仕事があるからこそ
Webデザイナーとしての道を歩めるようになるんですよね。
今はもう
「仕事がない、案件が取れない」
という不安は私の中にはありません。
それは
「Webデザイナーとして案件を取る方法」
を身に着けたからです。
営業しても全く仕事が取れなかった状態から
案件を取る方法を知ることで
Webデザイナーとしての人生が一転しました。
私は、過去の自分のような悩みを持つWebデザイナーが
道を諦めずに活動できるきっかけになればと思って
情報発信しています。
自力で案件を取る力を身に着けて、
仕事がない不安から脱出し
Webデザイナイナーとして自立できる人を増やしたい。
その想いをしっかり伝えていきますね。
ブログを通して伝えたいこと(理念)
おさらいになりますが、このブログのコンセプトは
効率の良い案件の取り方を学んで
稼げるWebデザイナーとして自立する
というものです。
ここまでにもお話しした通り、Webデザイナーには
「自分で仕事を獲得しないといけない」という壁があります。
その壁を乗り越えられないと、
過去の私のように
仕事がない不安から抜け出せなくなって
Webデザイナーとしての自信までなくしてしまうこともあります。
でも、それはすごくもったいないです。
案件の取り方を学べば
効率良く仕事を得ることができるようになります。
仕事を得られるようになると、収入が上がります。
さらに、案件の受注が安定すれば
仕事がない不安から解放され、
心穏やかに過ごすことができますし
営業に取られていた時間をスキル勉強に当てるなど
心にも時間にも余裕が出てきます。
これが叶えば、
Webデザイナーとして独立するかどうか
それを自分で選択することが出来るようになるんです。
こんな話をすると
「才能があったからできたんだよ」
と言われたりしますが、まったくそんなことはありません。
そもそも私は特別なデザインスキルを持っていたわけではないし、
仕事を取ることに関しては見事に”才能なし”。
人と話すのが苦手で「営業=恐怖」でしたし
営業中は緊張のあまり手が震えて
頭も真っ白になっちゃって滝のように汗をかく。
おかげで全くと言っていいほど仕事を取れず
貯金も尽きて、ご飯を買うお金もなくなり
一時はWebデザイナーの道を諦めたこともありました。
ですがそんな私でも、
ちょっとしたきっかけと案件の取り方を知ることで
人生が180度変わりました。
今ではWebデザインを通して
多くのクライアントさんとご縁をいただけましたし
そして何より、仕事が楽しいです。
Webデザイナー、あきらめなくて良かった!
心からそう思います。
だからこそ私は、
案件が取れずに悩んでいるWebデザイナーに
自力で案件を取る方法を伝えたい。
当時の私のように
・デザインスキルは学んだのに案件が取れない
・でもWebデザイナーの道は諦めたくない。
そして
・Webデザイナーとして自立したい
そう思っている人に
案件の取り方を学んで
稼げるWebデザイナーとして自立する方法
をお伝えしていけたらいいなと思います。
もちろん伝えるだけじゃなく、
一緒に頑張れたら最高です。
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